J9は22世紀、アステロイド・ベルトの必殺仕事人?!
J9(ジェイ・ナイン)とは、いわば宇宙の始末屋。宇宙に広がった人類居住区のなかでも悪名高いアステロイド・ベルトのJ区に基地を持っている。リーダーは地球連合政府の高官を父に持っていたアイザック・ゴドノフ。彼は警察も取り締まることの出来ない悪事の仕置、被害者の復讐の手伝いなど、カネで動くビジネスを設立したのだ。このために彼は銀河系随一の銃撃手・木戸丈太郎(ブラスター・キッド)、ル・マン・デ・ソールの優勝者というレーサーのスティーヴン・ボウイー(飛ばし屋ボウイー)を召集する。そこに依頼人をJ9に紹介するパンチョ・ポンチョを介してマチコ・バレンシア(エンジェルお町)なるフリーの鉄火娘も加わって、J9は発足!?一度だけでもやってみようじゃん、なんていう軽いノリが、絶妙のチームワークで無敵の「影のポリス」となる。時は22世紀、人類は表立った戦争を起こさないかわりに、コネクションたる地下組織が暗躍する時代。コズモレンジャーJ9、お呼びとあらばそく参上!
私のお気に入りキャラ
ジョーシンでCDビデオを手に取ったとき、カバーに描かれていたロボを見て私は思った:「ブライガーって、ロボアニメだったのか・・・・!」そう。それほどに、このアニメはロボアニメとしてはインパクトがない。というか、ロボアニメとして考えるならこのアニメは「ただのアホちゃうかー」である。しかし、それを補うキャラたちの個性がもう、それはそれは素晴らしいのだ。小1だった私が、ロボなんか覚えてなくって当たり前である。ちょっとおどけてるけど、おせっかいでナイスガイなボウイーや、カワイイ顔してどこまでも男くさいキッド、強い、キレイ、いい女のお町の3人はいうまでもなく、商売根性旺盛なポンチョ、かっわいい双子のメイとシン、いつもうるさいアステロイド・ポリスのマカローネ所長・・・・隅々まで、濃い〜〜人々で一杯のアニメなのだ。そぉんな中で小1だった私が「ファン」だったのがリーダーのアイザック。無口で頭脳明晰、冷静なリーダー格っつーと、どっかの身近なオッサン(誰のことかな?)みたいだが、このアイザックがこれまたおっかなーいオヤジ。だいたいそのオカッパ頭はなんだ!?だけど、今見ててもやっぱりカッコイイな、と思ってしまうから不思議。ビデオを見ていても、彼の理不尽なリーダー振りが「ぜんぜん構わなく」なってくるからコワイ。結論:やっぱりナンダカンダ言ってもファンなんじゃーん?!そう。今となってはJ9メンバーみーんな好き(特にポンチョ、ボウイー、メイなんかもね)だけど、やっぱりアイザック、あーんたサンがリーダーですわ!!